入れ歯をなくしてしまった・・・そんなときどうする?
【入れ歯をなくしてしまったので早めに何とかしてほしい】
入れ歯に関して多いお問合せです
入れ歯をなくしてしまった原因ベスト3(当院調べ)
1位 ティッシュに包んで置いていたら間違って捨ててしまった(捨てられてしまった)
2位 外でお酒を飲んでいて酔ってしまいなくしてしまった
3位 旅行や出張先でなくしてしまった
圧倒的に多いのが1位のティッシュに包んでいたら捨ててしまったです
洗面所に入れ歯をティッシュに包んで置いておいたら家族が捨ててしまったなど
入れ歯はやはり専用のケースに保管したほうがいいと思います
部分入れ歯で奥歯数本の欠損であれば無くても再製作の期間なんとかなるかと
思いますが、前歯を含んでいたり多数歯の入れ歯となると審美面、生活の質に
かなり影響が出てしまいます。
お仕事などしている方など前歯がないとなると深刻な問題です。
通常入れ歯の製作期間か保険の義歯で1〜1ヶ月半、保険外だと1〜2ヶ月程度の
期間が掛かります。
もしもなくしてしまったらまず歯科医院に連絡して入れ歯を無くした旨を伝えましょう
上記に書いてあるのはあくまで通常の製作期間です
歯科医院によっては予約が取れるのが数日もしくは数週間後になる可能性もあります
急患ですぐの対応が難しい場合もあります
そうなると製作までの期間がもっと延びてしまいます
なるべく早く入れ歯を作製する方法として
1 歯科医院側と交渉をしてなるべく急いで作ってもらえる様お願いする
2 製作工程を少なくしてもらい早めに完成してもらう
3 保険外での対応となりますが口腔内スキャナーで歯型を採ってもらい早め
に作製してもらう(欠損の状態などにより不可能なケースもあり)
4 スプリントデンチャー(マウスピースタイプの暫間義歯)を作製してもらう
スプリントデンチャーは特殊な装置なので対応できる医院は少ないと思われます。
一般的に普及している装置ではありません。
当院では保険外で対応しております。(多数歯欠損は不可)
当院で作製していますので納期は応相談となります。
※あくまで審美面の改善を暫間的に行う装置です。

スプリントデンチャー
※上記1〜2いずれも歯科医院側で急ぐことができる工程(型採りや咬合採得)などは
早くなる可能性はありますが入れ歯の作製してもらう歯科技工所の納期の問題が
でてきます
※2に関しては製作過程を省略することで通院回数が減りますので納期は早くなりますが
義歯自体の精度が落ちる可能性があります
歯型を採るのを通常2回で採りますが1回にした場合正確に採れていない箇所が出てきたり
します。
仮の合わせ(試適)をせず即完成にした場合咬み合わせなどにエラーが出たまま完成
してしまう可能性があります。
あとは歯科技工士さんが歯科医院内に常駐している医院さんだと早めになる可能性は
あります。
こうなったときに困らない為の対策としましては
1 予備の入れ歯を作製しておく
2 普段からかかりつけの医院で診てもらいチェックやメンテナンスを受ける
普段から定期的に通院されている患者さんは口腔内の状態も把握しやすいために
対応はしやすくなると思われます。
急な新患患者さんだと対応が難しくなる可能性が高いと思われます
3 総入れ歯の患者さんだと入れ歯銀行に入れ歯をスキャンしてデータを預けておけば
無くしてしまっても新しい複製義歯が数日で届きます
入れ歯銀行とは→こちらの記事を参照ください