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    歯がボロボロで抜け落ちそう

    歯がボロボロで今にも抜けてしまいそうなので何とかしたい。 このようなご相談を結構いただきます。 下記の症例のように上下の歯を今まで接着材で固定してなんとか凌いで いましたが動揺が大きくなりいよいよ限界となり来院されました。 状態としては接着剤で固定されている上の歯は歯周病で周囲の骨は吸収が 著しく全て保存不可。 下の歯は前歯を除いて保存不可の状態です。 患者さんとしては今後どうなってしまうのかとても不安な状況と思います。 通法通り抜歯してから義歯を作製するという流れだと歯がない状態で過ごす 期間が最低でも数週間は生じてしまいます。 だとすれば審美面も含め日常生活に支障をきたしてしまいます。 このようなケースであれば即時義歯(そくじぎし)という方法をとります。 今回のケースでは下の前歯が保存可能でしたので先に下の奥歯の抜歯を行い 部分義歯を装着しました。 それから上の処置に入ります。 歯がある状態でそのまま歯型を採り、咬み合わせを決めこの状態で技工作業 に入ります。 模型上で前歯部分を削合し、その状態で歯を並べ総義歯を完成します。 ↑模型を削合し完成された即時義歯 ↑即時義歯を装着した状態 そして上の歯を全て抜歯を行なった上で完成してきた即時義歯を内面調整等を行い その日に装着しました。 その後は傷の状態に合わせて内面の調整などを行っていきます。 あくまで仮の義歯という位置付けですので、あとでまた義歯は新製していきます。 ※注意点としては動揺が著しく、型を採る際に歯が抜けてしまうようなケースは 即時義歯適用外となる場合がございます。 即時義歯作製時には型を採る際に抜けてしまわないよう歯の周囲を保護して採りますが、 それでも抜けてしまうケースがございます。 まずはご相談ください。      

    2023.01.10 , , , , , , , , , , ,

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    なぜ2回型を採るのか?

    義歯(入れ歯)を作製するにあたりアルジネート印象材やシリコン印象材という 材料を使用します。 当院では保険、保険外にかかわらず2回に分けて型を採っています。 2回型を採るとお話すると「2回も採るの?」と驚かれる患者さんもおります。 ではなぜ2回型採りが必要なのか書いていきます。 保険の総義歯を例に書いていくと、型採りは既製のトレーを顎の大きさに合わせて 行います。 トレーは既製品なので大体は粘膜を押し広げて大きく採れてきたり、必要な部分が きちんと採れていなかったりという状態になります。 下記は1回目の既製のトレーで採得した概形印象(型採り)です。 一見大体の形態は採得できているように見えてこれでも作製できるように見えますが、 黄色の矢印部分のように可動する粘膜を押し広げられて分厚くなっています。 青色の矢印部分は辺縁まできちんと採れておらずトレーが一部見えております。 この状態で作製すると、実際必要な義歯の大きさよりも大きな辺縁形態で出来てきて お口を開くと可動する粘膜が圧迫して外れ易くなる原因となります。 下記は1回目の概形印象から作製した模型上で作製した個人トレーで2回目の型を採った 精密印象です。 <個人トレーによる精密印象> 製作した個人トレーでの2回目の印象(型取り)です。全体的な厚みが均等に採得 されています。 一見両方比べて大きな違いには見えませんが、実際セットした時に大きな違いがでます。 保険外の義歯の場合はシリコン製のより精度の良い材料を使用して更にお口の機能的な 運動なども加えてより精密に採得します。 保険の入れ歯が悪いという訳でもありませんが、保険外の入れ歯は使用する材料や過程 など様々な細かい作業を加えることでより高い精度の義歯を作製することが可能となります。    

    2022.12.15 , , , , , , , , ,

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    年末が近づいてくると

    年末が近づいてくると「年内までに新しい義歯を作りたい」というようなお問い合わせが 増えてきます。 部分義歯、総義歯、保険、自費などでそれぞれ納期が変わってきますが、どの義歯を作製 しても作製を始めてから最低1ヶ月は掛かります。 受診して診察、診断をしてから作製に入りますので大体のケースは受診されてから義歯完成 まで早くても1〜2ヶ月は掛かると思われます。 よく患者さんから「以前他で作った時は2週間で出来たとか2回で完成した」とかも聞きます。 色々と作製の仕方はあると思いますが、当院では保険、自費の義歯にかかわらず精度の よい義歯が作れるようにしたいと考えていますのでそれなりの回数と時間を掛けております。 入れ歯を新しくしたいと考えている場合はお早めにご相談されることをお勧め致します!   下記に各義歯の作製を始めてから完成までの治療期間を参考のため記載致します。 ※なおこの期間には歯の前処置が必要だった場合の期間は含みません。   <保険> ●総義歯 1ヶ月前後(ZEROSYSTEMの場合2ヶ月前後) ●部分義歯 1ヶ月前後 <自費> ●総義歯 2ヶ月前後 BPSデンチャー 3ヶ月前後 コンフォート(コンプリート) 3ヶ月前後 ●部分義歯 少数歯欠損のノンクラスプデンチャー 1〜2ヶ月 多数歯欠損の金属床義歯(ノンクラスプも含む)2〜3ヶ月 ドイツ式テレスコープ義歯3〜6ヶ月 ※症例の難易度や治療間隔によって期間が延びる場合がございます。  

    2022.11.13 , , , , , , , , , , , ,

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    BPSデンチャーモニター募集のお知らせ

    BPSとはBiofunctional Prosthetic System<生体機能的補綴システム>の略で、 このシステムを使用して作製された義歯をBPSデンチャーと呼びます。 義歯の製作工程がシステム化されており、少ない来院回数で質が高くよく 噛める審美的な義歯を作製することができます。 R4年8月20日より限定2名でモニターを募集致します。 ※1名決まりましたので残りあと1名の募集となります(9月10日現在) ※2名決まりましたので募集は終了となりました(10月16日) 通常88万円(税込)→モニター価格33万円(税込) ※上下総義歯の価格です <モニター条件> ①上下総義歯の患者様 ②製作過程で資料作製のための写真撮影やデータ採得など行います。   モニターのご希望やご相談はLINEにお友達登録をしていただきLINE相談 からお願い致します。(お電話では承っておりませんのでご注意ください) ※デンチャーカラーリングは別途料金が掛かります    

    2022.08.23 , , , , , ,

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    よく噛めない原因は

    現在使用している義歯が噛めないと当院を受診しました患者さん 下記の義歯を使用中でした。 一見そんなに問題なさそうに見えますがお口の中に入れてみると 咬み合わせがかなり高い状態でした。↓ 総義歯やすれ違い咬合などで元の咬み合わせの高さがわからない場合 顔面の計測をして基準値で決めていきますが、使用していた義歯は かなり高い状態。 お口の中の義歯を入れると安静時空隙がほとんどなくほぼ安静時も上下 の歯が接触している状態。唇を閉じてもらうとお口の中がいっぱいになり あと義歯の床縁も長く歯肉の可動域まで延ばした状態でしたので、少しお口を 開くと義歯が浮き上がってしまい上下の歯牙がカチカチ当たってしまう状態でした。 なので上下の総義歯を新製しました。↓ 顔面の計測をし基準値まで咬み合わせの高さを低くして、歯肉の可動域まで 床縁が超えないようにしました。 咬み合わせの高さを基準値まで下げることでお口一杯に義歯が入っている感じ がなくなり安静時空隙ができたことで上下の歯が当たるカチカチ音がなくなり ました。吸着もよく開口してもほとんど浮き上がらなくなりました。 今回はZERO SYSTEMを用いた保険義歯での作製でしたが良い適合を得ることが 出来ました。 今後より良い適合を目指して保険外の義歯なども検討していくこととなりました。    

    2022.07.25 , , , , , , , ,

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    LINE相談はじめました

    LINEにて義歯(入れ歯)についての相談をはじめました。 受診を検討しているが事前に相談したい、遠方なので適応かどうか相談したい、 入れ歯なのかブリッジなのか聞いてみたい、歯がボロボロでどう直していくか 知りたいなどLINEに登録してご相談ください。 現在使用している入れ歯の写真やお口の中のお写真を添付していただけますと より詳しく回答しやすくなると思います。 登録はホームページ上もしくはLINEの検索にて「赤嶺歯科クリニック」と 入力していただきますと行えます。 ※歯や骨の詳しい状態などはレントゲンを撮影しないと分かりかねますので ご了承ください。      

    2022.04.08 , , , , , , ,

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    バランスが大事

    今まで多くの歯科治療を受けてきて気が付いたらお口の状態がだんだん 変化している患者さんが多くいらっしゃいます。 多いパターンは歯を抜いたあとそのまま放置していて咬み合わせ側の歯が 出てきてしまっているケースか、歯周病が進行し奥歯を抜歯し前歯が残り、 前歯咬みになるので突き上げられた上の前歯がフレアーアウト(上前歯の 歯並びが前方に出て放射状に広がる状態)し、咬み合わせの高さ(咬合高径) が下がってきているケースです。 例えばこのケース、正面からみると下の前歯が見えません。 元々は下の前歯は見えていたようです。 側面から見ると咬合平面(上下の歯を合わせたときの平面)がかなり乱れて おり段差になっております。 この状態だとしっかり咬めませんし、義歯も壊れやすくなります。 咬合平面を整えて咬筋と直交させることで咬む力をより伝えやすくなります。 この患者さんの主訴は上下の義歯の新製でしたがこのまま作製するとバランス の取れたきちんと噛める義歯を作製するのは不可能です。   じゃあどうしたらきちんと噛める義歯ができるのか? →元々の咬み合わせの高さを回復し、上下左右をバランスの取れた状態に することです。 この症例だとまず歯の治療や治療用義歯(仮義歯)を作製し咬み合わせの 高さを上げていき義歯の高さを上げ下の前歯のブリッジを仮歯にし高さを 合わせます。 下の前歯のブリッジを作製し上下義歯の咬合平面を整えて完成義歯へ移行 します。 ここまで治療期間は半年以上掛かりましたが上下左右のバランスはよくなり きちんと噛めるようになってきたとのことです。 これからまだ治療は続きもう少し咬合平面を正しい位置へ修正していき本義歯 へ移行していきます。 治療期間はやや長くなりますがここでしっかりとした噛み合わせを構築する ことで長く使用できる義歯を作成することができます。 体のバランスは健康の為にはもちろん大事なことですが、咬み合わせの上下左右の バランスもかなり重要です。 義歯が合わないという理由もこういったことが根本にあるかもしれません。 気になる方は是非一度ご相談ください。   ホームページよりウェブ予約が可能です。是非ご利用ください。 https://www.akaminedc.com/about/#reservation LINEで入れ歯相談も行えますのでこちらもご利用ください。 https://page.line.me/220hmhtd?openQrModal=true   赤嶺歯科クリニックは330号線沿い 楚辺交差点近く バス停 与儀小学校前すぐ 〒900-0023 那覇市楚辺2-25-9 2階 医院下に4台駐車可 ☎098-834-2562(完全予約制) ご予約はお電話かウェブ予約にて可能です。 虫歯治療、審美歯科(セラミック治療)、歯周病治療、義歯(入れ歯)、 スポーツマウスガード作製、顎関節症治療、咬み合わせ治療など行っております。  

    2022.01.03 , , , , , , , ,

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沖縄県那覇市で義歯(入れ歯)のご相談は医療法人誠志会 赤嶺歯科クリニックまでご連絡ください。
カウンセリングから診査・診断を行い患者様お一人おひとりに合った義歯を製作いたします。

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