なぜ2回型を採るのか?
義歯(入れ歯)を作製するにあたりアルジネート印象材やシリコン印象材という 材料を使用します。 当院では保険、保険外にかかわらず2回に分けて型を採っています。 2回型を採るとお話すると「2回も採るの?」と驚かれる患者さんもおります。 ではなぜ2回型採りが必要なのか書いていきます。 保険の総義歯を例に書いていくと、型採りは既製のトレーを顎の大きさに合わせて 行います。 トレーは既製品なので大体は粘膜を押し広げて大きく採れてきたり、必要な部分が きちんと採れていなかったりという状態になります。 下記は1回目の既製のトレーで採得した概形印象(型採り)です。 一見大体の形態は採得できているように見えてこれでも作製できるように見えますが、 黄色の矢印部分のように可動する粘膜を押し広げられて分厚くなっています。 青色の矢印部分は辺縁まできちんと採れておらずトレーが一部見えております。 この状態で作製すると、実際必要な義歯の大きさよりも大きな辺縁形態で出来てきて お口を開くと可動する粘膜が圧迫して外れ易くなる原因となります。 下記は1回目の概形印象から作製した模型上で作製した個人トレーで2回目の型を採った 精密印象です。 <個人トレーによる精密印象> 製作した個人トレーでの2回目の印象(型取り)です。全体的な厚みが均等に採得 されています。 一見両方比べて大きな違いには見えませんが、実際セットした時に大きな違いがでます。 保険外の義歯の場合はシリコン製のより精度の良い材料を使用して更にお口の機能的な 運動なども加えてより精密に採得します。 保険の入れ歯が悪いという訳でもありませんが、保険外の入れ歯は使用する材料や過程 など様々な細かい作業を加えることでより高い精度の義歯を作製することが可能となります。
2022.12.15 BPS義歯, LINE相談, 保険入れ歯, 歯がボロボロ, 沖縄県入れ歯専門, 精密義歯, 総義歯, 那覇市 歯科, 那覇市入れ歯専門, 那覇市義歯専門
年末が近づいてくると
年末が近づいてくると「年内までに新しい義歯を作りたい」というようなお問い合わせが 増えてきます。 部分義歯、総義歯、保険、自費などでそれぞれ納期が変わってきますが、どの義歯を作製 しても作製を始めてから最低1ヶ月は掛かります。 受診して診察、診断をしてから作製に入りますので大体のケースは受診されてから義歯完成 まで早くても1〜2ヶ月は掛かると思われます。 よく患者さんから「以前他で作った時は2週間で出来たとか2回で完成した」とかも聞きます。 色々と作製の仕方はあると思いますが、当院では保険、自費の義歯にかかわらず精度の よい義歯が作れるようにしたいと考えていますのでそれなりの回数と時間を掛けております。 入れ歯を新しくしたいと考えている場合はお早めにご相談されることをお勧め致します! 下記に各義歯の作製を始めてから完成までの治療期間を参考のため記載致します。 ※なおこの期間には歯の前処置が必要だった場合の期間は含みません。 <保険> ●総義歯 1ヶ月前後(ZEROSYSTEMの場合2ヶ月前後) ●部分義歯 1ヶ月前後 <自費> ●総義歯 2ヶ月前後 BPSデンチャー 3ヶ月前後 コンフォート(コンプリート) 3ヶ月前後 ●部分義歯 少数歯欠損のノンクラスプデンチャー 1〜2ヶ月 多数歯欠損の金属床義歯(ノンクラスプも含む)2〜3ヶ月 ドイツ式テレスコープ義歯3〜6ヶ月 ※症例の難易度や治療間隔によって期間が延びる場合がございます。
2022.11.13 BPS義歯, LINE相談, ZERO SYSTEM, ドイツ式テレスコープ義歯, ノンクラスプデンチャー, 保険入れ歯, 技工所, 歯がボロボロ, 沖縄県入れ歯専門, 目立たない入れ歯, 総義歯, 那覇市歯医者, 那覇市歯科
よく噛めない原因は
現在使用している義歯が噛めないと当院を受診しました患者さん 下記の義歯を使用中でした。 一見そんなに問題なさそうに見えますがお口の中に入れてみると 咬み合わせがかなり高い状態でした。↓ 総義歯やすれ違い咬合などで元の咬み合わせの高さがわからない場合 顔面の計測をして基準値で決めていきますが、使用していた義歯は かなり高い状態。 お口の中の義歯を入れると安静時空隙がほとんどなくほぼ安静時も上下 の歯が接触している状態。唇を閉じてもらうとお口の中がいっぱいになり あと義歯の床縁も長く歯肉の可動域まで延ばした状態でしたので、少しお口を 開くと義歯が浮き上がってしまい上下の歯牙がカチカチ当たってしまう状態でした。 なので上下の総義歯を新製しました。↓ 顔面の計測をし基準値まで咬み合わせの高さを低くして、歯肉の可動域まで 床縁が超えないようにしました。 咬み合わせの高さを基準値まで下げることでお口一杯に義歯が入っている感じ がなくなり安静時空隙ができたことで上下の歯が当たるカチカチ音がなくなり ました。吸着もよく開口してもほとんど浮き上がらなくなりました。 今回はZERO SYSTEMを用いた保険義歯での作製でしたが良い適合を得ることが 出来ました。 今後より良い適合を目指して保険外の義歯なども検討していくこととなりました。
2022.07.25 LINE相談, ZERO SYSTEM, 保険入れ歯, 教えて!入れ歯のこと, 歯がボロボロ, 沖縄県入れ歯専門, 那覇市 入れ歯, 那覇市 歯科, 那覇市義歯専門

























