ドイツ式テレスコープデンチャーとは
テレスコープ義歯とは入れ歯先進国ドイツにおいて開発された部分入れ歯のことで
歯に直接被せる内冠、入れ歯の本体部分の外冠から構成されています。
こちらは日本で一般的な保険の部分入れ歯と違い、歯に引っ掛ける金属のバネを
使わず、二重冠構造のはめこみ式の装置を使った入れ歯のことをいいます。
テレスコープ義歯は機能面はもちろん一度作製したら作り直すことはせずにお口の
経年変化に合わせて修理などをしながら永く使用することができます。
部分入れ歯で日本で多く用いられてるのは欠損している歯の両側に金属のクラスプ
と呼ばれるバネを掛けて維持するものです。
金属のバネを用いた入れ歯は設計によっては歯に負担が掛かる場合があり、歯を引き抜く
方向に作用してしまうので場合によっては歯を早期に失う原因となることがあります。
<テレスコープ義歯のメリット>
・違和感が少なく装着感に優れており就寝時に外す必要がありません
・歯の内側で固定できる方式で、残存している歯への負担が少ない
・半固定の入れ歯で審美的にも大変優れています
・食事中や会話中に外れてしまう危険がほとんどありません。