Year: 2023

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    LINEでの入れ歯相談について

    当院ではLINEでの入れ歯相談を行っております。 多くの方にご利用いただいておりますが、ご利用時の注意点を記載いたします。 LINE相談をされる際はまずLINE相談からお友達登録を行っていただきます。 その後下記の写真の黄色い矢印部分の赤いLINEチャット相談を押していただき こちらから入れ歯相談や今お使いの義歯やお口の中の写真等を送ることができます。 ※通常のトーク画面から相談を入力、送信していただいた場合自動返信となり 個別の相談は出来ませんのでご注意ください。 受診をする前に簡単に義歯の相談を行いたい場合などに是非ご活用ください。    

    2023.10.30 , , , , , , ,

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    仮の入れ歯を作りたい

    歯がボロボロで治療が必要なのは分かっているが、とりあえず仮の入れ歯を 作りたいという初診患者さんからのお問い合わせが非常に多くなっております。 特に多いのが保険で仮の入れ歯を作りたいとのお問い合わせです。   結論から言うと保険で仮の入れ歯は作製できません。   保険診療というのは決められたルールがあって仮であろうと作製後6ヶ月は 新たに義歯を作製することができません。 よってたとえ仮の義歯として使う予定で保険で義歯を作製しても半年経たないと 新たに義歯は作製することが出来なくなります。   あと保険の仮の入れ歯で金属の金具が目立たないものを作りたいというお問い合わせ もありますが、保険診療では金属の金具のものしか作製できません。 下記の写真のような金属の金具がないタイプは保険外のノンクラスプデンチャー になります。この症例の場合は全体の治療が必要でしたが、審美的な問題もあり 保険外で仮義歯としてノンクラスプデンチャーを作製しております。 あくまで全体の治療が終わるまでの暫間的に使う義歯となりますので2本の歯で5本分 を支える通常では行わない設計で作製しております。 ※このような設計で長期間使用するとなると残存している歯には過大な力が掛かりますので おすすめしておりません。   あと仮義歯を作製するケースとしましては顎位が安定していないケースや長期間義歯を使用 したことがなく使用後に顎位が変化してくると考えられる場合などに仮義歯を作製します。 作製した当初は通常通り咬めているように見えても、義歯に慣れてくると筋力も上がってきて だんだんと後退位になってくるケースにも時々遭遇します。 そのようなケースでは仮義歯を作製して仮義歯を使用してもらい顎位を安定させてから最終義歯 に移行するほうが良いかと思います。 少々時間が掛かる治療とはなりますが長期間安定した義歯を作製する為には必要となるかと 思います。    

    2023.09.29 , , , , , , , , , ,

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    前歯欠損の場合の選択肢について(部分義歯のケース)

    前歯が抜歯で欠損となってしまった場合患者さんとしてはどう直したら よいか非常に気になる所であると思います。 もちろん前歯ですので審美的に目立たなく綺麗にしたいというのが ほとんどの患者さんの希望となります。 まず方法として下記のの3つの方法が選択肢となるかと思います。 ①ブリッジ ②義歯(入れ歯) ③インプラント このコラムでは②の義歯(入れ歯)の前歯欠損症例について書いて いきたいと思います。 下記の症例は左上切歯を他院で抜歯されて保険外のノンクラスプ デンチャーを作製したものです。 <装着前> 右上切歯には被せ物が装着されていましたが、左上側切歯を削ってブリッジ にはしたくないという患者さんの希望でノンクラスプデンチャー製作と なりました。 <装着後> こちらが装着後の写真となりますが、義歯の歯肉部分に関しましては通常使用 している状態だと口唇で隠れていますのでほとんど目立つことはありません。   装着感に関してもよく患者さんからご質問をいただきますが、保険のバネのタイプ の義歯ですと歯牙に金具を掛け維持するのに比べ、ノンクラスプデンチャーは アンダーカットを利用して維持しますのでカチッと入り込むような感じの装着感 になります。 お手入れも日中は通常通りご使用いただき夜間は外して洗浄剤に漬けてことを 推奨しております。 義歯のメリットとしてはブリッジのように大きく歯を削らずに済むことや、 インプラントのように外科手術がしなくてもよいということが挙げられます。 デメリットとしては着脱式ですので煩わしさが多少あったり異物感が慣れないうち は感じる可能性がございます。 義歯でもドイツ式テレスコープ義歯のように半固定式のタイプもございますので 気になる場合はご相談いただければと思います。        

    2023.07.17 , , , , , ,

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    リーゲルテレスコープとは

    ドイツ式テレスコープ義歯にはリーゲルテレスコープ、コーヌステレスコープ、 レジリエンツテレスコープとありますが、今回はリーゲルテレスコープとは どのような義歯か解説致します。 上記の義歯がリーゲルテレスコープです。リーゲルとはドイツ語で閂(かんぬき) のことです。 閂(かんぬき)とは門や戸をしっかりとしめるための横木のことです。 リーゲルテレスコープの構造は義歯側の外冠(がいかん)と歯牙側の内冠(ないかん) で構成されています。 外冠側の義歯にはレバーが組み込まれており、歯牙側の内冠には鍵穴が付いており 二重冠構造となっています。 内冠の上に義歯からなる外冠をセットしてレバーを閉めることで義歯が固定されます。   上記の写真が削合した歯牙の上にセットされた内冠です。 一番奥の歯牙の後ろに飛び出している装置はシュレーダーゲシーべと 呼ばれるもので義歯を維持させるものです。   内冠の上に外冠となる義歯を装着します。内冠には鍵穴が付いています。   この写真はリーゲルテレスコープ義歯を内側から見たものです。 装着時はレバーは開いています。   こちらは上から見たレバーが開いた状態です。   レバーを閉じると内冠の鍵穴にレバーが入り外冠の義歯がしっかりと固定されます。   レバーが内冠の鍵穴に入りしっかり固定されたことで動いたりせずしっかりと咬むこと が出来ます。   通常の義歯のような金具などが見えませんので審美的にもよく半固定式の入れ歯となりますので 夜間就寝時でも装着したままでも問題ありません。 お手入れもレバーを開いて外した後、内冠はシンプルな構造になっていますのでメンテナンスも 簡単です。 インプラントをしたいが骨が少なくて不可能と言われた、インプラントの手術はしたくない、 入れ歯でもしっかり噛みたい、見た目が気にならない入れ歯を入れたいなど、リーゲルテレスコープ を含めたドイツ式テレスコープ義歯もご検討していただければと思います。      

    2023.03.30 , , , , , ,

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    義歯相談で来院の際にお願いしたいこと

    義歯が合わないから新しく作りたいと相談に来る際に現在使用している義歯を持ってこない 患者さんが時々いらっしゃいます。 持ってこない理由を聞いてみると「どうせ新しくするから持ってこないでいいと思った」と 言われることが多いです。 確かに義歯が合わなくて新製希望なら持ってくる理由はないかもしれませんが旧義歯には 何が合わなかった原因なのかヒントが結構隠れています。 単純に義歯の適合が悪いのか?高さに問題があるのか?装置、設計に問題があるのか?など見る ところはたくさんあります。 例えば総義歯のケースですと咬み合わせがないのでどのぐらいの高さで作るか悩みます。 総義歯で持っている義歯がない場合は顔面の計測をして基準値で高さを決定します。 しかしあくまで基準値ですのですべてが正解とは限りません。 あと前歯の見え方や形態、色調など情報が多ければどの点を修正したらいいのかの判断になります。 情報が多い方がより良い義歯を作るための助けとなりますのでたとえあまり使用していなくても ご持参していただければと思います。

    2023.02.23 , , , , , , ,

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    歯がボロボロで抜け落ちそう

    歯がボロボロで今にも抜けてしまいそうなので何とかしたい。 このようなご相談を結構いただきます。 下記の症例のように上下の歯を今まで接着材で固定してなんとか凌いで いましたが動揺が大きくなりいよいよ限界となり来院されました。 状態としては接着剤で固定されている上の歯は歯周病で周囲の骨は吸収が 著しく全て保存不可。 下の歯は前歯を除いて保存不可の状態です。 患者さんとしては今後どうなってしまうのかとても不安な状況と思います。 通法通り抜歯してから義歯を作製するという流れだと歯がない状態で過ごす 期間が最低でも数週間は生じてしまいます。 だとすれば審美面も含め日常生活に支障をきたしてしまいます。 このようなケースであれば即時義歯(そくじぎし)という方法をとります。 今回のケースでは下の前歯が保存可能でしたので先に下の奥歯の抜歯を行い 部分義歯を装着しました。 それから上の処置に入ります。 歯がある状態でそのまま歯型を採り、咬み合わせを決めこの状態で技工作業 に入ります。 模型上で前歯部分を削合し、その状態で歯を並べ総義歯を完成します。 ↑模型を削合し完成された即時義歯 ↑即時義歯を装着した状態 そして上の歯を全て抜歯を行なった上で完成してきた即時義歯を内面調整等を行い その日に装着しました。 その後は傷の状態に合わせて内面の調整などを行っていきます。 あくまで仮の義歯という位置付けですので、あとでまた義歯は新製していきます。 ※注意点としては動揺が著しく、型を採る際に歯が抜けてしまうようなケースは 即時義歯適用外となる場合がございます。 即時義歯作製時には型を採る際に抜けてしまわないよう歯の周囲を保護して採りますが、 それでも抜けてしまうケースがございます。 まずはご相談ください。      

    2023.01.10 , , , , , , , , , , ,

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